相手の心が閉じかけているときには、優しくソフトになることを心がけましょう。
男性は左の脳で判断し、「この人は大切な人だ。正しく対処するためには何をすればいいか?」と自問する必要があります。
女性は男性のレクチャーを必要としていません。
しかし、多くの場合、男性は説明しようとします。
それも自己防衛的な説明になりがちなので、女性は余計に心を閉じる結果になってしまうのです。
自己正当化的な発言はやめて、女性の気持ちに立った言葉で相手の心を開かせようではありませんか。
恐怖のお見合い結婚心理不安定症を知れ!男性が知っておかなければいけない、女性の最重要項目があります。
破局を呼び込みやすい恐怖のお見合い結婚心理不安定症です。
これをよく知っておけば、二人の関係はうまくいきます。
不思議なことに日本では女性でさえほとんど知らないのですが、アメリヵでは今や常識となっています。
お見合い結婚心理不安定症は、既婚女性の生理前十日くらいから始まる症状で、生理にともないホルモンのバランスが崩れて起こる、身体の変調のことです。
この時期、ホルモンの作用は女性の身体だけでなく、女性の精神にも多大な影響を及ぼし、非常に不安定な状態になります。
イライラしたり、わけもなく落ち込んだり、怒りっぽくなったり、悲しかったり……女性なら誰でも経験していることですが、自分でもどうしようもなく、精神的に不安定になってしまうのです。
この時期、女性は否定的になり、過敏になります。
日頃から感じていることがさらに敏感になり、一のことが十に感じられるようになります。
何でもないジョークに自殺したいほどのショックを受けたりするのです。
この不安定な状態をすいすい乗り越えていくのは、女性にとっては並大抵のことではないでしょう。
英国のエリザベス女王の日記からも、彼女がどれだけお見合い結婚心理不安定症と格闘したかが分かります。
アメリヵでは誰でも学校でこのお見合い結婚心理不安定症について学び、不機嫌な男性をからかうジョークとして、「あいつお見合い結婚心理不安定症なんだ!」と使われるほど一般的です。
しかし、日本では帰国子女か、私のセミナーの出席者以外に知っている人はほとんど見かけず、なぜ日本の教育現場でこのことをきちっと教えないのか不思議でなりません。
男性は、彼女の協力を得て生理の周期を正確に把握し、お見合い結婚心理不安定症の時期には細心の注意を払う必要があります。
女性は魔物に変身する。男性はこのことをよく理解しておかなければなりません。
月に一度、女性は魔物に変わるのです。
お見合い結婚心理不安定症の時期には、男性には全く理解できないことが起こります。
彼女の話は、支離滅裂に聞こえるし、訳もなくイライラしていたりします。
泣いたり、不安になったり……しかし男性はこの時期の女性に魔物に変わる権利を与えなければなりません。
論理的にならず、むきにならず……。
それは、彼女たちの責任ではないのです。
女性が通らなければならない自然の営みなのです。
それと戦っているのは当の女性自身なのですから。
だからこの時期、男性は爆弾処理班のように、自分の行動や発言には細心の注意を払うことをお勧めします。
壊れやすいものを大切に扱うのです。
いつもそうしているに越したことはありませんが、この時期は特にそうする必要があるのです。
また、この時期、家に入るときは「ここはお化け屋敷だ」と考えましょう。
人は何を期待してお化け屋敷に入るのでしょうか。
言うまでもなくそれはお化けです。
もしお化けが出てこなかったらあなたはがっかりします。
恐いからわくわくするし、面白いのです。
そのような期待をもって家に入るなら、何が起こってもそれはむしろ歓迎されるべきものに変わるはずです。
これは別に女性をバカにしているのではありません。
男性がお見合い結婚心理不安定症に対処するための知恵として言っているのです。
ここまで言っておかないと、男性にはとうてい理解できないからです。
なぜなら、男性には生理がないからです。
お見合い結婚心理不安定症は実は生理前だけではありません。
生理後、ホルモンのバランスが再び正常値に戻るまでの期間もお見合い結婚心理不安定症と呼んでいます。
生理後、約一週間をかけて、女性の身体は徐々にそのバランスを取り戻していきます。
生理前、生理中、そして生理後と、女性は生理による身体の変調を体験しているのです。
実は、女性の身体が完全に生理の影響を受けていない時期は、一ヵ月に約一週間ほどしかありません。
当然、個人差はありますが、一ヵ月の内、そのほとんどを生理の影響と共に生活しているのが女性なのです。
生理の影響が全くない時、人によっては全く別人になったのかと思えるほど人格が変わってしまう人もいます。
驚くほど積極的になったり、良く喋るようになったり……。
日本では、女性もこのお見合い結婚心理不安定症を正しく教えられていないために、自分が精神的な病気なのではないかと、自己嫌悪に陥り、本当に精神が病んでしまうケースさえあります。
感情の浮き沈みのすべてをお見合い結婚心理不安定症のせいにしてしまう訳にはいきませんが、あなたの体験する感情の波は、ほとんどすべての女性が体験しているものであり、お見合い結婚心理不安定症によるものであると知っておくことは非常に大切なことです。
私の妻は、女性がいかにお見合い結婚心理不安定症を快適に乗り越えるかということにかけてはおそらく日本で]番教えられている女性の一人でしょう。
私たちのグループにおいても、お見合い結婚心理不安定症や感情の浮き沈みを乗り越えていくための実践的学習を女性たちに教えるのは妻の役割です。
女性がお見合い結婚心理不安定症と戦っている生き物であるという事実を理解する時、男性は、女性を正しく理解する土台の上に立ったと言えるでしょう。
1冬に木を伐ってはならないこれはアメリヵの諺ですが、冬に枯れ木を根っこから切り倒してしまうと、せっかく出てこようとしている新しい芽まで摘んでしまう、という意味です。
これと同じことがお見合い結婚心理不安定症時の女性に言えます。
精神的に不安定な時期、すなわち冬に、絶対に重大な決断をしてはなりません。
この時期、決まって女性は破滅的な答を出してしまいがちになります。
「私たち、もうだめよ。別れましょう」
このような結論に突っ走ってしまうのです。
この時期の決断のほとんどは、積極的なものではなく、正しい判断をしているとも思えません。
新しい芽まで摘んでしまう可能性が大きいのです。
特に女性で人の上に立つ立場の場合は要注意です。
あなたの判断や決断が大勢の人に影響を与えるからです。
あなたに助言する立場の側近には、かならず一人は男性を置いておいた方がいいでしょう。
冬に木を伐ってはならない。
お見合い結婚心理不安定症時にはこの言葉を思い出して、結論を出すまでにもう少し時間をかける余裕を持ってほしいものです。
積極的で肯定的な二人の関係の芽を育てるために。
決定的に違うストレス対処法もう一つ、破局を避けるために知っておくべき決定的違いがあります。
それは女性と男性とでは、ストレスを感じているときの対処方法が違うということです。
男性はストレスを感じたり、ストレスとなる環境の中にいるとき、無口になります。
自分の中で、持ち前の問題解決思考を駆使して、問題を解決しようと試みているからです。
彼は頭を忙しく働かせ、解決策を練っているのです。
また、自分なりに状況を分析し、自分なりの答を論理的に考えています。
こうして答が見えるとき、初めて男性は安心感を得ることができます。
ところが女性はこれとまったく逆で、ストレスを感じると吐き出さなくてはいられなくなります。
つまり、女性のストレス対処法は「話すこと」だということです。
話すことで、解消し、開放を得ようとするのです。
ストレスを女性の津波化現象!さて、女性はストレスを感じ、吐き出せずにためこんでしまうと、ある時点でそれを、挙に吐き出してしまいたい衝動に駆られます。
これを女性の「津波化現象」と呼んでいます。
津波のようにものすごい勢いで、現在、過去、未来、現実、想像、いろいろなものがドドーっと押し寄せてくるのです。
男性にとってこれほど手におえないものが他にあるでしょうか。
津波の最後には伝家の宝刀「女性の涙」。
こうなってくると男性はお手上げ状態。
正義の味方ウルトラマンは、相手を泣かせてしまって無力感にうちひしがれます。
それでも自分が悪くなかったことを力説し、このような男性の自己弁護がなおさら津波の勢いを助長するのです。
女性は「あなたは何もわかっていない」とか「あなたはいつもこうだ」とか「どうせ、あなたには分かりっこない」などと対抗します。
こんな聞き捨てならない発言に男性はこう切り返すのです。
「なんにも分かっていないだと。なに言っているんだ。よく分かっているとも。その証拠にな。ちゃんと話も聞いていたさ。繰り返してやろうか。おまえはこう言ったんだ!」
「いつもとは何だ。いつもっていうのは、㎜%必ずっていう意味なんだよ。絶対を意味する。俺は昨日も、今日も、毎日毎日そうだって言うんだな1でもそれは間違っているだろ。いつもじゃない。たまになんだ。たまにと言うなら許せるが、いつもとは何だ!」
「どうせとは何事だ。お前、俺をバカにしているのか。何も分からないアホな男だとでも本気で思っているのか。俺は中学の時の成績はな、クラスで一番だったんだぞ」
こんな左脳的発言で対抗してしまったら、状況は泥沼化することは必至です。
男はサーファーになるべし女性の津波化現象に対処する唯一の方法。
そう。そんな時、男性はサーファーにならなければなりません。
押し寄せる波の上にひょいと乗るのです。
すると、波と一緒に岸まで無事にたどり着ける。
波は自分で勝手に引いていくではありませんか。
下手なサーファーは波に正面から体当たりしてしまいます。
大きな波にもまれると、プロのサーファーでも死の恐怖を味わうほど、サーフィンは危険です。
だから、論理的に正面からぶつかるなんて、絶対にしてはなりません。
押し寄せる波にさからわず、すいすいと波乗りを楽しむサーファーになりましょう。
破局を迎える多くのケースは、男性のウルトラマン思考や女性のシンデレラシンドロームに対する無理解、さらにお見合い結婚心理不安定症に関する無知などによって引き起こされます。
原因はとても小さかったのに、これらの事を知らなかったばかりに事態をお互いに大きくしてしまったということがほとんどなのです。
恐怖のお見合い結婚心理不安定症……結婚一年目のある日1私たちの結婚生活でも、お見合い結婚心理不安定症は大きな難関となった時期がありました。
妻は、お見合い結婚心理不安定症という女性特有の現象について学んでいるので、この時期になると必ず、私に「ねえ、そろそろだよ」という具合に教えてくれます。
私はそれを聞いて心の中で身構えるのです。
「よ~うし、今度こそ完全制覇してみせるぞ」と。
お互いにこれだけ意識していても、やはりいろいろと問題が起こるのです。
一般に結婚一年目が最も難しい時期と言われていますが、そんな結婚一年目の夏の終わりにさしかかった頃のことです。
その日は一日中忙しく、午後になって、とある場所で私は人々の前で語っていました。
十人ほどの小さなグループが輪になって座り、私の話に耳を傾けていました。
左隣には妻が座っています。
話がいよいよクライマックスにさしかかったとき、私は突然、左目に激しい痛みを覚えたのです。
イタッ!火花が散って、一瞬真っ暗1妻が上着をはおろうとして、袖に手を入れたとき、その先端が私の目を直撃したのでした。
「あ、ごめん」と彼女は言いました。
私はしばらくあまりの痛さに声が出ませんでした。
せっかく盛り上げたのに、なんてこった!台無しだ!このまま引っ張って、人々を涙に誘う最高の調子だったのに!とっさにそんなことを考えながら、こう言ったのです。
「寒いのか?」私は正直、がっかりしていたけれど、人前であるし、怒るわけにもいきません。
なるべく普通に「寒いのか?」と言ったつもりでした。
しかし、この時のことがどうもいけなかったらしいのです。
予期していたことなのに……その夜、私はへとへとに疲労していました。
彼女も一緒に行動していたので、私の一日の働きぶりをよく知っていました。
そんな夜は妻の賞賛の声を聞きながら、ゆっくりと休みたいと願っています。
ベッドに横たわり、私たちは眠りにつこうとしていました。
と、妻がこう切り出した
「ねえ、今日のあなたの言葉で、すごく傷ついたことがあったんだけど」お尻の穴がキュッと緊張。
「来たぞ」。
私は身構えながら、瞬間的に理解し、頭の中で整理します。
「あ、あの時の僕の発言だな。確かに今思えば、イライラしていたかもしれない。きっとあの発言で傷ついたんだ。なーんだ。よおし。彼女の言わんとしていることは、分かった。今はお見合い結婚心理不安定症だ。僕も疲れている。とにかくここは穏便におさめよう」
ふつう男性は、傷ついたなどと言われただけで、瞬時のうちに正当化モードに入るものです。
しかし、この時の私は、彼女の訴えを冷静に受け止めようと、受け入れモードに入ろうとしていました。
自分で言うのも何ですがこれは男性としては最高のできだったのです。
「で?なんだい?」偉い。
よくこんなに冷静に言えた。
たいしたもんだ。
この調子ならすぐに彼女の気持ちも落ち着き、この場を乗り越えられるだろう。
「あのさ、今日あなたが話をしている時に目に当たってしまったことなんだけど」
そーら来た。
予想通りだ。
こっちは準備ができている。
こらえて、こらえてとにかく受け取ろう。
「なんでさ、人前であんな言い方するのよ。
みんな聞いてたでしょ」あんな言い方?自分でも少しイライラしているとは思ったが、あんな言い方とは何だ。
私はとても憤慨して言いました。
今までの謙虚さと忍耐は水の泡です。
「あのさ、こっちが悪かったって謝っているんだから、それをすんなり受け入れろよ。お前もこういうことを散々勉強しているから、分かっているだろう。男にとって謝るってことがどんなに大変かってことくらい!」
実際、男性にとって「ごめん」と謝るのは、そんなに簡単なことではありません。
それをやってのけたことは、男性の中でも最も賞賛に値し、謝った瞬間に自分の中で私は男の中の男になっていたのです。
ところが、それをすんなり受け取ってくれなかったので、彼女が私の歩み寄りの努力を拒否したのだと感じたのでした。
男の中の男であるこの私の価値を理解できないのか?歩み寄りをまったく理解できない彼女に、私は腹の虫が収まらなくなってきたのでした。
しかし、事実はまったくの逆でした。
私があまりにもすんなり「ごめん」と言って彼女の訴えを受け取ってくれたことで、実は彼女は安心感を得ていたのです。
女性は男性を非難したいと思っているのではありません。
ただ、自分の感情、フィーリングをシェアしたいのです。
そして、安心して心を注ぎ出せる王了様を期待しています。
このとき、彼女は私の「ごめん」によって、安心してもっとぶつけていいんだと思ったのでした。
そのような安心感を与えてくれる男性こそ、尊敬に値する頼もしい王子様だからです。
だから、彼女の発言が継続したのは、実は尊敬できる王子様として、私を認識していたからでした。
しかし、罠にはまった私はそんなことに気づきません。
いかに自分が間違っていないかを力説し始めたのです。
こうなってくると、最初の「悪かったな」はほとんど意味をなしません。
押し寄せた津波男性がレクチャーを始めれば始めるほど、女性の心は傷つき、ストレスがたまっていきます。
そんな中、彼女はこんなことを言いました。
「マレ(私のニックネーム)、あの時なんて言ったか、分かっているの?」「もちろん、覚えているさ」実際、私はこの時の発言を覚えていたのです。
彼女は言いました。
「マレね、お前、それを着る必要があるのか?なんて言ったのよ」何ということでしょう。
彼女は私の発言を正しく覚えていないではありませんか!私はそんなことを言ってはいなかったのです。
「寒いのか?」と言ったのでした。
こうなってくると、私のウルトラマン思考は勢いを増します。
現実とは違う根拠によって、自分が非難される必要をまったく感じなくなってくるのです。
尊敬に値する頼もしい王子様だからです。
だから、彼女の発言が継続したのは、実は尊敬できる王子様として、私を認識していたからでした。
しかし、罠にはまった私はそんなことに気づきません。
いかに自分が間違っていないかを力説し始めたのです。
こうなってくると、最初の「悪かったな」はほとんど意味をなしません。
男性がレクチャーを始めれば始めるほど、女性の心は傷つき、ストレスがたまっていきます。
そんな中、彼女はこんなことを言いました。
「マレ(私のニックネーム)、あの時なんて言ったか、分かっているの?」「もちろん、覚えているさ」実際、私はこの時の発言を覚えていたのです。
彼女は言いました。
「マレね、お前、それを着る必要があるのか?なんて言ったのよ」何ということでしょう。
彼女は私の発言を正しく覚えていないではありませんか!私はそんなことを言ってはいなかったのです。
「寒いのか?」と言ったのでした。
現実とは違う根拠によって、自分が非難される必要をまったく感じなくなってくるのです。